教習所
皆さんこんにちは
皆さんは、教習所での良い思い出とかってありますか?
私は一切ありません。
教習所を思い出すだけで負の思い出が蘇り、たちまち病みのパラレルワールドにタイムスリップしてしまいます。
今思い返すと初日から、私の魔の教習所の日々がスタートしてたんですよね...
初日。
教習所のバスが近所の大通りまで迎えに来てくれると言うので、徒歩でとぼとぼ向かいました。
〇〇自動車学校と書かれた白いバンに乗るということだったので、なんとなく白いバンをイメージしながら大通りで車を待ちます。
車が見えたら、運転手さんによく見えるように大きく手を挙げて止めてください。
という説明もありました。
高校卒業したてのセンシティブな年頃です。ましてやバリバリの地元で、知り合いもその辺をうろうろしているかもしれない状況です。
それを?大通りで?車に向かって大きく手を挙げろ!?
そんなダサいことできるわけねぇだろ!
カッコつけたい年頃です。
誰が車で通り掛かるか分からない状況で、ミスだけは避けたい...
同じ教習所の人が誰か来てくれて、私の代わりに車を止めてくれるんじゃないかな♡
そんな淡い期待を持ちながら待ちました。
ここでひとつ問題が浮上してきます。
同じような白いバン多発問題。
似通った名前の自動車学校、幼稚園バス、学習塾の送迎バスその他多数
大通りで交通量も多く、かなりのスピードで走り抜けていきます。
私はF1の観客か?
っていうくらい、通りすぎる車を一台一台くまなくチェックして行きます。
っっっっっっっっマジふざけんな!!!
この時点で不安はマックスです笑
万が一見逃したとして、通り過ぎたバスを後ろから走って追いかけるなんて無様なことは絶っっっっ対にしたくありません!!!全身全霊をかけてそれだけは阻止しなければなりません!!!!!
がんばれ!自分!!
絶対に自分はカッコよくバンを止めることが出来る!!!
大丈夫!私なら出来る!!!!!!
「 あ!来たっっっっっっっっっっ!!!!! 」
シュパッッ!!!
真面目な私は運転手さんに見えるように大きく手を挙げました!!すると、、、
ブロロロ〜
その白いバンは、私の前を静かに通り過ぎて行きました。
「、、、。」
最 悪。
私が止めようとしたバンは、お年寄りが利用するデイサービスの送迎車だったのです
終わりました
一番恐れていた、いや、
それを上回る、一番最悪な結末になりました
あのデイサービスの運転手のおじさんの顔って言ったら...
どことなく申し訳なさそうな、なんとも言えない苦笑いを浮かべていた、あのおじさんの顔を一生忘れません。
入校してからも、
仮免に落ちるわ、私が履いていたレース生地の靴下がパンツみたいだと、みんなの前で先生にバカにされるわで、全くいい思い出はありません。
いいんすよ、思い出作りに行くとこじゃないですからね
最終的に本免試験を91点でなんとか合格して今日に至ります。
よく頑張ったね、あの時の私。笑